2010年 06月 02日
野口聡一宇宙飛行士がISSから帰還しました。おかえりおかえり!
ニコニコ生中継で帰還ミッション見ていましけどなかなか興味深いというか感慨深いというか。 生放送の時系列はすこし狂ってた(一部生じゃなかったのよね んですが。 ソユーズ帰還カプセルが地上についてからは以下な感じ↓(間違ってるとこあったらゴメンなさい) ・360度地平線なカザフスタンの草原でスタッフ待機。 ・パラシュートで落りてくる帰還カプセルが空の彼方に見えて来ます。 ・接地直前の80cmで逆噴射!(砂煙がどーん!) ・着地したらごろんと横倒し(よくある事です ってNASAのスタッフの解説がありましたw) ・わらわらっとスタッフが駆け寄って、数人がかりでごろーんと転がしてハッチ露出。(熱くないのかしラ。カプセルは黒コゲです) ・重たい与圧服を着て、更にひさしぶりの地球の重力でぐったりしてる宇宙飛行士を、スタッフがカプセルからひとりずつ引っ張り出します。 ・宇宙飛行士をとりあえずリクライニングの椅子に座らせて、全員そろうのを待ちます。その間にインタビュー、医療スタッフのチェック、おかえりのリンゴ。 ・3人そろって撮影などしたら、宇宙飛行士を椅子ごとメディカルテントに移動(ここでようやく宇宙服を脱いでメディカルチェック) しかしなんというかロシアは牧歌的というか人力でいいところは人力でイイじゃん。って感じが見てて楽しいです。横倒しに転がってる帰還カプセルの向きも、数人がかりで押して転がしてるし、宇宙飛行士が座る椅子も4-5人で抱え上げて運ぶの。「無重力でも書けるボールペンVS鉛筆」の話が思い出されるw(アレって実話なんですか? ハッチから出て無事帰還ってところで宇宙飛行士にリンゴをあげるのは「重力の世界にお帰り!」って意味のお決まりの儀式なんだそうですよw 一日2時間筋トレしてても、身体はものすごい重いんでしょね。どんな感じなのかしラ。プールで30分くらい泳いで、陸に上がっただけでもなんとなく身体重いですもんね。 リクライニングチェアにずっしり沈み込む様に座ってる宇宙飛行士を見ると、「生還」って感じがすごくします。宇宙は近くて遠いのですなぁ(感慨 それにしても、筑波の博物館にロシアの初期の帰還カプセルが展示されているのを見た事があるんですが。今もそんなに変わらないんですネ..。 ソユーズ帰還カプセルはほんとちっこいです。車でいえばミニバンくらいの大きさのただの鉄球です。もちろんテクノロジーが詰まった鉄球ですけれど、あんなちっこいカプセルに乗って大気圏突入とかどんだけ。って思います。恐ろしい。 今は信頼性が裏付けていますけれど、最初にやった人は頭おかしいよ。すんごい精神力だと思います。 いくら設計者や科学者が「大丈夫、生きて帰れる」って言ったってさあ!w ともあれ野口宇宙飛行士、おかえりなさい!ISS長期滞在お疲れさまでした! お風呂や生野菜やお刺身なんか堪能して欲しいと思います。 >ソユーズ宇宙船(21S)着陸!(2010年06月02日)[JAXA公式] >野口さん、地球に帰還 日本人最長、ソユーズで着陸[Excite エキサイト : 社会ニュース]
by suzu_na
| 2010-06-02 14:30
| Science
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