2007年 06月 25日
なにがイイかってジョン・マクレーンのキャラクターだと思うのです。下品な悪態といい、ラブリーに後退した生え際といい、タンクトップ(っつーよりランニングシャツ)にヨレたスラックスという、お素敵インテリジェント・オフィスにそぐわない服装といい(笑 奥さん、警官の旦那さんの何倍稼いでるんだろね。
ヨレたコートにネルシャツ。飛行機の中ではガチガチに緊張してて、それでも娘の為にでっかい熊のぬいぐるみを持ってはるばるニューヨーク(東のはしっこ)からロス(西のはしっこ)にやって来るお父さん。今までのカッコイイヒーローではなく、はっきりいって全然イケてない中年のオヤジなところがイイ。ちなみに勤続11年。ベテラン刑事なところも最初のトコでアピールです。ステキv いきなり機関銃ブッ放しながら乱入してくるテロリスト(押し込み強盗だけど に、最初はオタオタするんだけど、いざヤりあってるうちにどんどん肝が据わって来る。そしてどんどん白かったタンクトップが汚れてドス灰色になってくんですよねw 脱いだ彼の腕の付け根にはショルダー・ホルスタの痕が痣になって残っていたり、彼が愛用するベレッタ(まんま警察の支給品)の弾数までちゃんと数えてあったり、とにかく作り込みが細かいんです。 他のキャラクターの書き込みもスゴイ。唯一ジョンを理解して応援するロスのお巡りさんパウエルとか、FBIとロス市警のエライさんのマヌケっぷりとか。悪役のボス、ハンスの悪っぷりとか。 知能犯VSアナログオヤジの構図は今度公開の4でも健在ですね。 で、先日DVDで見てて思ったのは、時代はバブルまっさかり。日系商社のゴージャスなビルがアレでした(笑 インテリアといいファッションといい今見るともう古くさくて、月日の経つのを実感したりーうぅぅー。 ちなみにこの映画でも3年後に作られたターミネータ−2でもコンピュータ・エンジニアは黒人のインテリなんですけど、世相なんですかね。当時の。今だったらきっとインド人だな(笑 銃器マニア的な事をのたまえば、ジョン・マクレーンのベレッタM92(ちゃんと左利きモデルv がイイです。お巡りさんの銃と言えばやっぱこれ。S&W チーフズスペシャルでもイイけど。 でもこの場合はやっぱベレッタ。何故かって、テロリストの面々が使っているH&K MP5という超有名なサブマシンガンと、同じ弾丸を使用できるから。 ジョンが犯人達から武器を奪いつつも使い捨て、最後まで自分のベレッタをメインに使い続ける事ができたのは、そこに理由があるんですな。マシンガンから弾抜いて、自分のベレッタに使ってるんです。素晴らしき汎用性v ダイ・ハード。アクション映画史に残る名作ですv >ダイ・ハード[goo映画]
by suzu_na
| 2007-06-25 17:21
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