2007年 09月 03日
昨今にわかにタラちゃんブームです。磯野家ではなく。
クエンティン・タランティーノです。希代の映画オタクにして映画監督。自分の映画に出るのも大好き。 あらすじを書きはじめると泣きたくなる程中味がないのに、映像も音楽も台詞回しもバイオレンスも端々までがカッコイイ。ストーリー性よりも映像作品としての娯楽性を異常に発揮する映画監督です。故に、好き嫌いがはっきり分かれる作品が大半で、人によって評価が全く違ったりします。や、アタシは大好きですとも!vvv いわゆる「いい映画」か?と聞かれると苦笑いしながらうーん...と唸っちゃいますが、好きな映画は?と聞かれれば諸手を上げて名前を上げます。「フロム・ダスク・ティル・ドーン」なんか最高です。あの馬鹿馬鹿しさったらもう最強の娯楽。でもかぶりついて集中するんじゃなくて、ポップコーンでも食べながらだらだら見るのがよろし。もちろん「パルプ・フィクション」もイイし「レザボア・ドッグス」も最高です。(ぐぐぐ ジョン・ウーや千葉真一のアクションが大好きなのに、タランティーノが扱うとそれはアクションからバイオレンスになります。戦いの美学とか洗練された殺陣とか騎士道とか武士道とか演舞とか、戦闘から生まれる美しさ格好よさに真っ向叛逆し、ひたすら暴力として描くスタイルは潔い程。死体が吹っ飛び血をまき散らし、あっけなくばたばた死んでくザコを描かせたらタランディーノに勝る人はいません。嘘。ロドリゲスがいるわ.....。 脚本売っぱらっちゃって監督はトニー・スコットの「トゥルー・ロマンス」はおかげさまで中味がちゃんとあって、でも端々にタラ色が残っていて、とてもいい仕上がりになってます。好きな映画を5本上げろって言われたら、コレと「シン・シティ」が入りますもの(笑 シンシティはロドリゲスと原作者のフランク・ミラーが監督ですけれど、タランティーノも参加してるんですよね、ギャラ、1ドルで(笑 スタイリッシュでもスマートでもセレブリティでもないのに、クールです。カッコイイ。 ヴィンセントとジュールスなんてバカバカ人殺しながら話す事っつったらシモネタと食い物の事ばっかだし、ミアはマフィアの情婦でセクシーな美女なのに白目向いて泡ふいて鼻時出してぶっ倒れるし、マーヴはあの童貞臭がたまんないし、ハーディガンの枯れっぷりったらないし、でもでもなんでかカッコイイ。 それに、随所にちりばめられたオタク的なお遊びがファンの心をくすぐるんですよね。エゼキエル書25;17なんかマニアックすぎるですよ! せっかく気分が盛り上がってるから、タラ映画、じっくりごっそり見ようかなv >クエンティン・タランティーノ[wikipedia] >tarantino board.com :: Quentin Tarantino Movie Forums
by suzu_na
| 2007-09-03 17:26
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