2008年 02月 07日
専門用語で、とは言わないけど素人さんに意味を問い直す様な手間は省きたいと思う今日この頃。
たとえば、色には3要素というものがありまして、色相、彩度、明度でありますよ。ンなこたぁ美術の時間にもやってるハズだしほんのちょっとでも色彩の事を齧ってりゃ言うまでもない訳ですわ。 まぁしかしそれを生業にでもしていない限り、素人さんが意識する事はないですわね。んでもってクライアントからの指示で「明るくしてください」なんて言われて鵜呑みにして明度を上げると、OKでません。 この場合の「明るくする」は、明度と彩度を両方上げてやんないとダメ。青系なんかだと色相もちょい緑側に振ったほうがイイ。 そこはプロなのですから、心得てますのです。しかしだ。 同じ制作の現場で指示を出す側が「明るく」なんて言えばそりゃ明度だと思いますわな。イチイチ「明度ですか?彩度も上げるんですかどんな感じにしたいんですか」と問いただす手間よ。素人だと思って相手にすりゃいいんですかね。 また、校正用語なんかも、JISで決まってるのを厳密に守れとは言いませんが、なんだかよく解らないオリジナル用語を出されても困惑するのです。たとえば削除する場合は「トル」、削除してレイアウト調節する場合は「トルツメ」、削除してレイアウトそのままの場合は「トルママ」です。そこを「トリ」とか「カット」とか言われても理解するのに一瞬戸惑う。だったら素直に「削除してください」「取ってください」でいいよ。 ああ、なんか今回愚痴だわ..さらりとスルーの方向でひとつ。
by suzu_na
| 2008-02-07 12:45
| 日記
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