2011年 12月 26日
聖ルキアの目玉だとか、聖カタリナの車輪だとか、西洋絵画のアットリビュートはちょっとは知ってるのに、日本の神社仏閣だとさっぱり解らないアタシですこんばんは。ダメじゃんね。
解るのは七福神とか八歌仙、麒麟に龍に息に獏、獅子なんかの霊獣程度。 そんなアタシがふらっと紅葉を眺めに行った秩父神社で発見したのコイツです。↓ 一角、背中に甲羅、赤い鹿に似た体には斑紋、牛か鹿っぽい蹄、4つの尾と、流水に波間? こーゆーのは彫刻師がてけとーにでっち上げたモノではなくてなんか意味がある、ハズ。 で、帰宅してから調べて見たのですが、犀だそうです。 いや、あのサイではなく霊獣の犀。獅子だってライオンとは似ても似つかんじゃんね。 ていうよりか、霊獣犀が先にあって、後の世に動物のサイが伝わった折、霊獣で一角のがあったから犀をあてがったんじゃないかと及ばずながらも推測する訳ですが。犀。 水の霊獣で火事から護るんだそうです。瓦の巴紋といい、日本の建築には火事除けが本当に多くて、いかに恐れられたかが解りますな。木造だもんね。 日本の寺社仏閣にある彫刻や絵画も、せめてルネッサンス期の絵画と同じくらいには読めたら、面白いだろうなぁ思うのでした。 どっかに解りやすい解説書はないものか…。
by suzu_na
| 2011-12-26 20:55
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