2006年 12月 04日
全国のイラレ職人のみなさまコンニチワ。今日もバグに泣かされていますか?
CS2もだいぶ使い込んできましたが、恐ろしい仕様が発覚してまいりました。あひゃ。 ウェブデザインをはじめとするデジタルメディアのレイアウトを組む時もイラレでできるといろいろ便利です。ベクターデータだから。 で、ベクターなイラストレータのファイルをラスターに書き換える時の機能にアンチエイリアスというのがありますね。あるんです。 コイツがクセものなんですわ。 四角いピクセルのモザイク画であるところのラスターデータでは、色のエッジを表現するのに階調を使うんですね。黒の●は黒と明度の違うグレーで白と黒との境目を滑らかに見せてる寸法で。 そうするとピクセルのギザギザが見えない滑らかな曲線に見えるってしくみなんですけれども、モノによってはアンチエイリアスがかかってないほうが都合がイイんですよ。ボケるから。 たとえば1pxのまっすぐな線とか。 それをふまえて。 通常画面解像度は72dpiであり、ウェブサイトの横幅は最近は750pxで作る事が多かったり、DVDのタイトル画面は1024x768だったり800x600だったりする訳で。 そのピクセルの単位きっちりにオブジェクトの位置をそろえてやればよけいなアンチエイリアスがかからないって理屈なんですが。 たとえば座標X:100/Y:100 の場所にH240px /H240pxのオブジェクトを作りますわね。ダイアログで。 で、パスの内側に設定で、1pxの線幅で色をのせると。上の1辺の下あたりにアンチエイリアスらしきグレーのラインが...これはバグなんでしょうかねバグですよね。Adobeのユーザーフォーラムでその辺しのごの言ってるのはアタシです(笑 ちなみに0.99pxとかにすれば直ります(それもどうよ! 座標数値がズレてる件 さらに、ドラッグやクリックでオブジェクトを作成した場合、座標の数字が変形パレット内では小数点以下のない整数でも、実際拡大してチェックすると小数点以下のpx単位でズレてます(ぎゃー 勝手に端数切り捨てないでよ馬鹿ーッ! これを防止するには、表示を「ピクセルプレビュー」に切り替えて「ピクセルにスナップ」をチェック。環境設定で「プレビュー境界を使用」のチェックを外します。 完全ではないけど、ひとまずコレでやたらにズレてアンチエイリアスがかかるのは防げるハズ。 次回のCS3ではココんとこ解決して下さいAdobeー。
by suzu_na
| 2006-12-04 12:45
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