2008年 05月 13日
驚きました。中国の、あんな内陸で地震って起きるんですね。びっくり。
しかもかなりの震度だったみたい。 中国に耐震構造なんてあるわけないし(沿岸部の大都市のでかいビルならあるかもだけど 被害は尋常じゃないんじゃないかしら。 臥龍のパンダ繁殖センターも連絡つかないみたいで心配です。日本がいくら出してると思ってんのパンダに(そこか。パンダに罪はないのよね。 ミャンマーのサイクロンといい中国の地震といい、見ていて思うのは日本は災害慣れしているなぁと言う事です。これって経済成長のカギなのかも。江戸も火事があるたびに経済が活性化したっていうし、災害に負けない都市計画や建築物の構造、技術向上に対する情熱ってすごい刺激になりますよね。 道路の整備やライフラインの整備なんかは国の根幹で、そこらへんについては日本は世界でもトップクラスだと思うのです。技術力も経済力もあるし、なにより貧困層が少ないのが、災害時の混乱を抑える要因になると思うのですけれども。 それ以外にも、やっぱり「慣れ」は大事だろうなぁと。関東の人間なんて少々揺れてもヘでもないですからね。地震多いもの。 台風だって来たと思ったら植木鉢や物干竿片付けて雨戸閉めて、ニュース聞きながらいつでも避難できる様に心がけてるし。 パニックにならずに、わりと冷静に行動できるんです。地震が来たら火の始末!とかガス栓閉める!とか、津波避けに高台に逃げる!とか、そのへんの意識も植え付けられてるし。 ライフラインの復旧も、体制が整ってる上に慣れっこだから早いんですよな。ちゃっちゃと直す。 国民性もあると思います。災害時に何が重要かって、すぐに軍隊なりが出動して救助活動を行えるってのもありますけど、それ以上に、暴動や略奪などの発生をいかに抑えるかって重要なんじゃないですかね。治安維持です。 日本も最近は火事場泥棒というか、地震で避難している村に空き巣入り放題、みたいな情けない状況もあるみたいですけれど、まだまだ、暴徒が商店を襲って略奪しまくるとか、強姦強盗しまくるとか、そういうのは聞きませんもの。(表に出てこないだけでちょっとはあったのかもしれないけれどさ。 カトリーナの時のドキュメンタリー見てて思ったのですけれど、避難所になってるスタジアムがとにかく汚い。ゴミだらけだったのです。日本じゃ、体育館なり公民館なりに避難しても、あんな風にゴミが溢れたりしないですよな。役所やボランティアの人がやらなくたって、避難してる人が誰からともなく、燃えるゴミと燃えないゴミの分別までしてまとめます。 食料なんかの物資を配るにしても、他国じゃ押し寄せる人を整理する為に武装した警備が必要です。何人もが声をかけて並ばせて、略奪されないようにして。 だけど日本はカンタンです。線を2本引けばいい。そしたらみんな其処に1列に並びますもの。 まぁ最近の状況を省みるに、それほどお行儀よくはないのかもしれないけど、機関銃持った兵士が守らなきゃいけない程じゃないですよな。 阪神大震災の時といい、日本じゃ大災害がおこるとはりきって集結するボランティアがごっそりいますが、中国にそういうシステムってあるのかしらん? まったくないとすれば復興は大変だし、かといって日本からボランティアが行ったところで危なくってしょうがないですよなぁ、治安とかも含めて。あ、あと食中毒もw 日本政府が言われるままに大金を出しそうで心配だ...。
by suzu_na
| 2008-05-13 17:21
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