2008年 05月 16日
グラデであります。イラレのグラデには線と円がありまして、線は片方から片方に色が変化して行く。円は円の中心から外側に同心円状に色が変化していくものです。
開始点から終止点まで、いくつでも色を変えていくことができます。たとえば赤から青へ、緑へ、等々、レインボーだってできちゃいます。 上限がいくつまでなのか試した事はねぇですョ。 オブジェクトに対して、色の開始点と終止点だけでなく、色が変わる中間点も指定する事ができます。どっちかによせると、色の変わり具合が調整できるんですな。 キモは色の変わり具合もですけれど、設定する色そのものにもあります。 モノを立体的に見せるには、光源を想定して、光のあたるところを明るく。影になる部分を暗くすればイイんですが、単純に白から純色へのグラデーションをつくると非常に安っぽいです。 たとえば右の画像の緑の場合、ホントだったら明るいところは明るい緑になりますが、ココでは鮮やかな黄緑になってます。ただ明るくするのではなく、同系色の鮮やかな色を使うのがキモです。写実的には嘘ですが、よさゲに見えればそれでよいのです。v 半立体ぽいものを表現する場合、オブジェクトの上のほうに明るい色、下の方に暗い色を指定するのが基本ですが、ココでは下の方に黄緑を入れてます。これは透明感を演出してガラスっぽい雰囲気を出すためです。射し込んだ光が内部で反射して下の方を照らしている感じですかね。底の厚いガラスのコップとかを見てみると同じ感じ。 で、上のほうは角丸を入れ、内側にシャドウをかけてベベル感を出し、上部にハイライトを入れてそれっぽく加工したもの。ベースのグラデーションは上下で同じモノです。どうぉ?
by suzu_na
| 2008-05-16 17:18
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